「シークエラー」が発生する場合は、ヘッダーのシークアームやモーターの故障或いはヘッダー自体の故障が原因ですので、個人レベルでは修理できません。
1.FDDを外す
赤丸が認識スイッチです。
このスイッチは、2点の接点があり、奧側がFDの認識スイッチであり、手前側がライトプロテクトの判断スイッチになっています。
端子はアースが共用になっており、3端子になっています。
今回は認識不良だけですので、アースと認識スイッチの2端子から並列に外部スイッチを設置することにしました。
FDを抜いたことを認識できないときは、キャッシュが効いていますので、外部スイッチを並列に設置しても駄目です。
スイッチ自体を基板から取り外して、認識用とライトプロテクト用の外部スイッチ2個を設置しなければなりません。
本当は、そうしたかったのですが、必要数の外部スイッチが手元に無かったのと、面倒だったもので・・・
2.結線する
真ん中の端子がアースです。
3.外部スイッチを取り付ける
画像では、外部スイッチが2個ありますが、これはFDDの2機とも認識不良だったからです。
本来なら、認識スイッチを取り去り、FD1機に外部スイッチ2個必要なのですが、先に書きましたとおり、外部スイッチが足りなかったので・・・
使い方です。
1)FDを挿入する
2)スイッチをON
3)FDにアクセスするなどの作業を行う
4)FDを抜き出す
5)スイッチをOFF
FDを抜いたら必ずOFFにして下さい。
上記で説明したとおり、並列に接続しましたので、キャッシュが効いています。
OFFにしないで別のFDを挿入してアクセスするとFATを破壊することになりますので、危険です。
やはり、認識スイッチを取り外してしまうのが一番安全です。