解体を実施する場合は、あくまで自己責任でお願いします。
1.底面のネジを外す
赤丸3ヶ所のネジを外します。
キーボードの固定ネジです。
赤丸4ヶ所のネジを外します。
BドライブのFDD固定ネジです。
2.ハードディスクカバーを外す
ハードディスクパックがあれば、抜いておきます。
3.液晶パネルを外す
赤丸2ヶ所のゴムカバーの下にあるネジを外します。
ネジが外れましたら、液晶パネルを引き抜きます。
液晶パネルを外した状態です。
4.キーボードを外す
キーボードを浮かせて手前に引くと、フィルムケーブルが見えます。
フィルムケーブルをコネクタから抜いて、キーボードを外します。
キーボードを外した状態です。
参考として PC386NAR2 と比較してみました。
上側が PC386NAR2 で、下側が PC486NAS2 です。
5.上面カバーを外す
バッテリーパックを外し、赤丸9ヶ所のネジを外します。
ネジは大小・長さがまちまちなので、間違わないようにしておきましょう。
カバーを外した状態です。
6.メイン基板を外す
赤丸5ヶ所のネジを外します。
メイン基板は、下側のサブ基板とコネクタで接続されていますので、そっと外します。
上が表面、下が裏面です。
裏面には、CPUとメモリスロットがあります。
バックアップ電池は Ni-Cd 6.0V 50mAh です。
7.Bドライブを外す
FDDは、Aドライブが Bドライブよりも高い位置に設置されています。
この疑問は後でわかりますが、先ずは、Bドライブを外しましょう。
Bドライブの固定ネジは既に外してありますので、赤丸のコネクタを抜けば外れます。
尚、Aドライブはこの状態ではまだ外せません。
8.サブ基板を外す
赤丸2ヶ所のネジを外します。
Aドライブを持たずに、基板ごと持ち上げるようにして外します。
サブ基板を外した状態です。
9.Aドライブを外す
先ず、LEDランプのケーブルコネクタを外します。
次に、FDDのコネクタがささっている基板ごと、サブ基板から抜きます。
取り外したAドライブです。
Aドライブを外しますと、その下になぞのスロットが現れました。
マニュアルがないので、想像ですが、FAXやモデムボード用なのでしょうか?
これで、なぜAドライブがBドライブよりも高い位置に設置されていたのかわかりました。
Aドライブから取り付け基板を抜きます。
ここで、再び疑問!
中央のコネクタはFDDのコネクタです。右上のコネクタはハードディスクパックのコネクタです。
では、左端のコネクタは???
Aドライブの陰になり、使いようのない位置にあります。
FDDを取り付けアッシーから引き抜きます。
FDDは更にケースで覆われていました。
コネクタの赤丸2ヶ所のネジを外します。
ベゼルを外します。
次に赤丸のネジを4本外し、ケースから引き抜きます。
FDDの形式名は両ドライブともに「EPSON SMD-1100」です。
しかし、コネクタが A、Bそれぞれ専用になっています。
残念ながら、このコネクタは抜くことができませんので、故障しても入れ替えは無理のようです。